スマートフォン爺


先日ヤマダ電機に行った際に、スマートフォン売り場で熱心にお爺さんに説明をしている店員さんがいました。お爺さんといっても70歳そこらのまだまだ元気な感じのお爺さんです。自分はすぐ横でLYNX 3Dのデモ機を触っていたのですが、どうやらお爺さんは既存のauガラケーからの機種変更の検討をしているようです。
お爺さんが興味を持っていたのか店員さんが勧めたのかわかりませんが、その時の店員さんはIS05のデモ機を手にして「パソコンで見るようなインターネットに繋がる」とか「iPhoneみたいにアプリを入れて色々できる」とか、ガラケーとココが違うんですよ的なことをツラツラと説明されていました。一方でお爺さんは「メールはどないするの?」とか「文字が小さぁて見えへんわ」など、実際に使う上でのアレコレ気になっている点を聞いているようでした。そのお爺さんがIS05への機種変更を決めたのかどうなのか、最後まで横に居ることはしませんでしたが、きっとこういうケースで増えていくスマートフォンの契約者数もあるのでしょう。
パソコンでも同じですが、「ネットとメール」みたいな特定の用途でしか利用しないユーザーが増えていくことになるんでしょうか。それでスマートフォンのシェアが増えても、それは単に従来のフィーチャーフォンの市場を食っているだけのような気がします。パケット定額料金などが高い分、スマートフォンの方が販売奨励金的なものが高いのかも知れませんが・・・売る側も難しいところですね。
「2.3をroot化したんだゼ〜!」みたいなバリバリ使いこなすお爺さんがいれば、それはそれで素敵だと思います。ヤマダ電機でそんな事を思いました。