“TapCal”がアップデートでiOSカレンダーの同期に対応!


TapCal (sync with Google Calendar)
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デザインカスタマイズの柔軟性が気に入って、かれこれ1年以上愛用し続けているカレンダーアプリこと“TapCal”がこの度アップデートされてV2.0.0となりました。ず〜っと「iPhoneのカレンダーと同期できればもっと便利なのに・・・」と思い続けながらもDockのスタメンアプリの座を勝ち残ってきたワケですが、今回のバージョンで「iOSカレンダーのサポート」という形で実現されました。この機能が欲しくて他のカレンダーアプリに浮気しなくてよかった・・・!という瞬間です。


iPhoneカレンダーの同期がサポートされることで何がそんなに便利なのか?それは『TapCal側でGoogleカレンダーと同期しなくても、iOS側がバックグラウンドで自動的に同期してくれる』ということに尽きます。
V2.0.0以前のTapCalでも起動時に同期、予定入力時に同期、手動で同期という3つのプロセスでGoogleカレンダーとの同期がなされていたワケですが、正直同期完了までが遅かったのです。自分が3GSというのも起因しているかと思いますが、この時間が邪魔で仕方無かったのです。


もちろん、iPhone標準のカレンダーに同期を任せるというコトは、iPhoneカレンダーとGoogleカレンダーの同期設定がなされていることが大前提です。それでは、設定を見直して動作検証してみた結果です。


まず今回追加された「iOSカレンダーのサポート」をオンにします。すると今までの予定が全部2重表示されました。赤いのTapCalが参照しているGoogleカレンダーと、青いのiPhoneのカレンダーが参照しているGoogleカレンダーの両方が表示されているワケですな。今回のスクリーンショットは海苔ばかりですいません(実際には月間ビューにも予定タイトルが表示されます)。


じゃあTapCal側のGoogleカレンダー(ややこしい)をオフにしようということで、これも今回追加された機能でGoogleカレンダーの表示と同期をオフにします。消してしまっても良いのでしょうが、レスポンスに影響がないようならこのままにしておきます。


はい、コレで設定前と同じスケジュール情報が画面上に残ることになりました。設定前と予定の文字色が変わってしまっていますが、まぁそれは今は置いておきます(各カレンダーの文字色も自由に設定できます)。


これで設定は完了のハズです。試しにTapCal側で新規スケジュール登録をしてみました。これまでの様に画面右下の同期ボタンを押さずともiPhoneのカレンダーにも、ブラウザから見たGoogleカレンダーにもものの数秒で予定が反映されました。大成功です。
じゃあ逆にWebブラウザ側から新規スケジュールを登録すると・・・?これはTapCalにはリアルタイムに飛んできませんでした。一度ホーム画面に戻るか別のアプリに切り替えてからもう一度TapCalの画面に帰ってくると予定が反映されていました。実用上どうというコトはありませんが、惜しいところです。


一段と手放せないアプリになりました。あとは起動自体の速度が向上してくれればなお良しです。


【関連リンク】
TapCal 2 For iPhone/ iPad sync with Google Calender(TM)