iPad miniはカーナビに使える


コレがしたかったのです。カーナビです。丁度いい機会があったので試してみました。
使用したアプリは“Map Fan+”です。
最初に結論申しますと、十分使い物になります。


まず、このアプリは“Map Fan”ではなくて“Map Fan+”です。即ち地図データをオフラインで保持していない方です。
しかしながらauiPad miniは3Gエリアが充実しており、よほどのコトがなければオフライン地図データが無くとも困ることはなさそうです。



最初に目的地設定です。
餃子の王将箕面店で天津飯(大盛)を食べてから福知山まで出発するワケですな。
目的地設定まで辿り着くまでの、検索における文字入力なんかが面倒ですがiOS機器の操作になれていれば問題ないでしょう。
目的地まで1時間13分と出ました。遠いです・・・



当たり前ですがちゃんとクルマの信号に従って地図上の現在地が動いていきます。ナビっぽくヘディングアップ表示なんかもできますが、まぁこんな感じです。
ちなみに音声案内も通常のナビと同じくらいの頻度でしてくれますが、交差点名を読み上げてくれるような親切さはありません(画面には表示されます)。
中国自動車道、池田の入り口から高速道路に乗ります。本家カーナビのように交差点が拡大されたりはありませんが、小さなウィンドウ表示で案内してくれています。



高速に入ってもナビはちゃんと追従してくれます。途中で何回か電波の入りにくい箇所もあったでしょうが、特に問題なく動作が続いています。
問題はトンネルです。GPSは当然受信できなくなり、地図上の現在地表示が灰色になり、クルマは進めど地図は動かなくなりました。



まぁ通常の車載カーナビと違い、自律航法ユニットなんか着いていないので仕方ないですな。
トンネルから抜け出すとパッとGPS受信し直して現在地に復帰できました。なかなか素早いです。
高速の出口もちゃんと案内されます。
これも交差点の案内と同じく、出口の名前を読み上げてくれたり、出口表示を拡大してくれるような機能はありません。



そういうワケで、到着しました。
出発時の予測より若干早く到着となったのはドライビングテクニックの為せる業でしょうか。クルマに据え付けてあるカーナビだと設定速度があったりするのですが、MapFanではそういった設定が見当たりません。
iPad miniiPhone5と違って電話の着信があったりはしないのですが、もしドライブ中に着信があったり他のアプリに切り替えたりしてMapFanに復帰した場合はどうなるんでしょうか・・・その内試してみたいと思います。


そういうワケで、まずまず使えるカーナビだという印象です。
ただ、注目すべきはバッテリの消費です。1時間20分ほどのドライブで30%程度も消費していみます。Nexus7の時もナビはバッテリをよく食いましたが、やはり通信しっ放し、画面のバックライト点きっ放しというのはどうしようもなくバッテリを食います。




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