iPhone5cはゆっくり売れると思う


『iPhone5c減産か』みたいなニュースを目にしました。
世間は初の廉価版新モデルの売れ行きに非常に注目しているということでしょう。
自分的にはこのiPhone5cはゆ〜っくりと売れていくような気がするのですがどうでしょうか。


というのも、新モデル発売開始から一ヶ月に満たないこれまでにおけるiPhone購入層は先駆者というかアーリーアダプターというか、『iPhoneとは何ぞや』と知った上での購入層がほとんどであり、そういう輩は得てしてiPhone5sの方が魅力的に映るハズなのです。『5sと5c両方買ったゼ!』という強者は別として。
iPhone5→iPhone5cの機種変更なんて利用周波数以外にメリットの無いレアケースでしょうし。
つまりリリース直後の現在ではiPhone5cはiPhone5sに喰われてしまっているのではないかと思うのです。


しかしながら本来のiPhone5cのターゲット層はそこではないというか、もっと気軽にスマートフォンを選択する層に向けてカジュアルさをアピールする役目のような気がします。テレビのCMから感じるメッセージもそうです。
単なる廉価版ではなく流石Appleという造り込みがされているのはiPhone5cの実機を手にすれば一目瞭然で、よくあるAndroid端末のプラスチックの安っぽさを感じることは微塵もありません。


なので、例えば『コンパクトなスマートフォンが欲しいが、AndroidとかOSが違うとかよくわからん。どれを買ったら良いのか?』なんてケースだと強力な選択肢になるんじゃないでしょうか。手に持った時の『良いモノ感』はサムスンとかのそれとは大違いなのです。この辺は自分の主観かもですが。


そういうワケで、今後新モデルまでの1年間を掛けてiPhone5cはゆっくりと、しかし着実に売れるという風に自分は見ています。
年末になる頃には街中その辺でユーザーを見かけるようになるんじゃないかと。