PCというものの存在意義をMac Proに感じた


もうすっかり市場に浸透した感のあるスマートフォンですが、もう日常的にインターネットに振れる端末としてデスクトップ端末よりもスマートフォンの方が多いという方も増えてきてるんじゃないでしょうか。
では、スマートフォンは万能でPCに取って代わるのでしょうか、自分は「No」だと思っています。


一方でPCが不要かというと、それも「No」です。
ただ用途が限られてくるんじゃないでしょうか。
情報を得る媒体、コミュニケーションツールとしての役割は既にスマートフォンタブレットにその中心は移っています。
仕事をするための道具としては、Office製品他デスクトップPCに一日の長があります。
そりゃオフィスからパソコンが無くなるというコトは無いでしょう。


しかし10年も経たない少し先の将来、2020年頃にはパソコンのない家庭というものも随分増えてくるように感じています。
そんな時代になって家庭におけるパソコンの在り方というものの姿を今回のMacProに感じたのです。
デザインとして丸みと温かみのある、なんともコンピュータとは思えないような、家庭のリビングに溶け込むことのできる存在感。
デジタルハブであったり、コンテンツクリエイトといった、「スマートフォンタブレットではできない」用途で使われるのです。
現在はそういった観点からすると過渡期です。
MacBookなんてものはより「Pro」らしさが洗練されてゆき、「Air」なんて中途半端なMacはお役御免となります。


そう思うとWindows8というのはデスクトップ市場を支配してきたマイクロソフトからの、ポストPC時代に向けた歩みよりなのでしょう。
いうならばWindowsRTなんてものは「勇み足」でしょうか。