通信各社のパケット定額サービスを比較してみていいモノに気付いた


Docomoau、softbank3社それぞれのパケット定額サービスを比較してみました。結論申しますとこの中で1つだけ他とは明らかに異なる輝きを見せるサービスがありました。もちろん我らがソフトバンクの“パケットし放題MAX for スマートフォン”です。このサービスが2011年4月30日をもって受付終了となります。もうあと僅かで終了となりますのでこれからスマートフォンを契約する方は要チェックです。

各社3種類の定額サービスにまとめてみました。他の細かいのはスイマセンが割愛で。

  • 2段階定額(初期低額)
  • 2段階定額(初期高額)
  • 固定定額

それでは見てみましょう。それにしても各社サービスの名前が色々で覚えられません。


■2段階定額(初期低額)

キャリア サービス名 料金 下限時の容量
ドコモ パケ・ホーダイ ダブル 390〜5,985 0.6MB
au ダブル定額スーパーライト 390〜5,985 0.6MB
ソフトバンク パケットし放題S forスマートフォン 390〜5,985 0.6MB
iPhone バリュープログラム(i) 1,029〜4,410 1.5MB

下限0.6MBというのはいかにも無意味です。地図アプリを起動して数秒で達するでしょうな。Wi-Fiオンリーでの使用を決め込むか、自分のようなテザリングで他の通信手段を常時利用できる環境でないと無意味です。また、iPhone用は上限が優遇されています。テザリング野郎には下限がちょっと・・・です。


■2段階定額(初期高額)

キャリア サービス名 料金 下限時の容量
ドコモ パケ・ホーダイ ダブル2 2,100〜5,985 4.9MB
au ダブル定額 2,100〜5,985 4.9MB
ソフトバンク パケットし放題MAX forスマートフォン 3,985〜5,985 870MB

コレです。この“¥3,985で870MB”です。自分はちょっと遠慮して使っていれば月間500MBくらいでiPhoneの利用が納まっているのですが(激しい頃には2.5GBくらい)、870MBというのはかなり現実的な容量でないでしょうか。比べると他2社の“¥2,100で4.9MB”というのはあまりに非現実的です。ちなみにiPhoneは専用プランになるのでこのプランは選べないようです。残念。


■固定定額

キャリア サービス名 料金 下限時の容量
ドコモ パケ・ホーダイ フラット 5,460 -
au ISフラット 5,460 -
ソフトバンク パケットし放題フラット forスマートフォン 5,460 -
iPhone 標準プライスプラン(i) 4,410 -

どれだけ使おうと固定タイプです。これも3社とも金額が同じになったんですな。ここでもiPhoneが光ります。同じソフトバンクでコレじゃあ、Androidが売れない気がします。また、同じAndroidで選ぶならば、誰もがソフトバンクよりもドコモを選ぶような気がします。ソニーXperia arcとかカッコいいじゃないですか。


・・・というコトは、“¥3,985で870MBのパケットし放題MAX forスマートフォン”はこの4月末で受付終了するワケですが、5月1日から別のプランが発表されるかも知れませんな。イヤ、されないとソフトバンクAndroidケータイの立場が良くありません。iPhone以外で端末の魅力で勝負?というのは少なくともこれまでのソフトバンクの戦略とは違う気がします。連休前の朗報を期待します。