iOS5の登場で大ダメージを受けそうな偉大なアプリ群

WWDC2011祭りも落ち着いた感じでしょうか。市場の声を取り入れたというと聞こえは良いのですが、要するにアプリで好評なものをアップルが吸い上げたといいますか、アプリ開発者(社)側は大ダメージかも知れません。以下に、自分が使っている範囲でiOS5に影響を与えたであろう偉大なアプリを紹介します。



Boxcar
[¥無料]
→iTunesリンク←


つい先日iPad2にインストールしてみたものです。Boxcarの存在がなくともAndroidと比べて通知機能が弱いのは明らかなコトでした。自分はWWDC2011直前でせっかく設定方法を調べてiPad2で使えるようにしたのですが、本当に“Notification Center”でiOS側での実現となってしまいました。また、自分のように「iPadのメールに通知機能を!」なんてニーズには“iMessage”も役立つかも知れません。



Twitter
[無料]
→iTunesリンク←



Osfoora, for Twitter
[¥350]
→iTunesリンク←

ツイッターも出世したものです。とうとうiOS標準です。今でも色んなTwitterクライアントを使っていますが、果たしてiOS標準搭載となった後にもクライアントアプリに出番はあるのでしょうか。タイムラインの表示がガッカリな感じでなければ、自分のようにライトなTwitterユーザーだと正直アプリは不要になるかも知れません。



iCab Mobile
[¥230(購入時)]
→iTunesリンク←


Safariがタブ対応になるそうで・・・愛用中のiCab Mobileはダウンロード機能とか色々他にもあるワケですが、そこら辺がiCloudと連携すると面白そうです。タブブラウジングをウリにしているブラウザアプリはもう売れないかも知れません。



Instapaper
[¥600]iPhoneiPad両対応
→iTunesリンク←



Read It Later Pro
[¥350]
→iTunesリンク←


“Reading List”という名称でSafariに「後で読む」機能が実装されるそうで・・・流石にアップルは市場の求めるものをわかっていますな。またInstapaperで何気に快適だったmobilizer機能も“Reader”という形でSafariのサービスとなります。



Dropbox
[¥無料]
→iTunesリンク←


言わずもがなiCloudです。ただ、DropBoxはファイルの保管が目的であって、iCloudはOTA(無線同期)の中心的役割なんかもあるので競合ということにはならないでしょう。


いかがでしょうか。ユーザー側の利用方法がアプリによって開拓され、メーカーがそれらを標準機能に取り込んでいくというのは自然な流れと言えるのかもしれません。きっとiPhone5はより使いやすくなることでしょう。そしてこれらの偉大なアプリはアップルにただ喰われるだけでなく、また進化して違う価値を発揮し続けてもらいたいものです。