イーモバイルの夏モデルが地味だがジワジワ来る

イーモバイルの夏モデルが発表されました。Androidスマートフォンが2機種、データ通信端末が2機種、Androidタブレットが1機種の合計5機種の発表です。ドコモ、auの夏モデルを見てもビクともしなかった物欲が揺らぎ出しました。5機種全てがHuawei製で、同じ台湾でもHTCのモデルは今回ゼロです。

中でも自分が一番グッと来たのがストレートケータイのツラをしたAndroidケータイ“S42HW”です。

テザリングOKで音声端末としても使い易そうなAndroid2.3端末」という感じでしょうか。カメラなんか要らないので背面を完全フラットにして欲しかったところです。HTC Aria持ちの自分としては対応周波数が幅広いのが微妙に羨ましいところです。

そして今回イーモバイル「通話定額オプションを無料に」というキャンペーンを引っさげてきました。従来月額¥1,400の通話定額オプションが無料になるというものです。既存のユーザーに向けた還元も期待したいところですが、第4のケータイキャリアとしてどう闘うべきなのか、非常にポイントを抑えていますな。ただ、音声目的で利用するにはイーモバイルの通話エリアは若干厳しく、1台目用途としては微妙というのがイーモバイル4ヶ月目の自分の正直な感想です。2台目用途でついでにAndroid的な方には非常にオススメじゃないでしょうか。


他の機種としては、Pocket WiFi SII(S41HW)がAriaと同程度のスペックになりました。今までのPocket WiFi Sは「Androidはオマケ」程度のものでしたが、そこそこ使えるようになった印象です。もちろんテザリング対応というかコイツはあくまでもPocket Wifiです。


あと、7インチAndroidタブレットの“A01HW”です。7インチで500グラムなので、iPad2と比べると相当なズッシリ感がありそうです。イーモバイルの販売ですがWi-Fiオンリーで3G契約が発生しません。そしてGPS内蔵というニクイ奴です。


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