スマートフォンは男をスマートに演出する。但しイケメンに限る。

思ったのは「スマートフォンはスマートに使わないとアカン」というコトです。
こないだ地下鉄長堀鶴見緑地線に乗っていると、横に居た二人組み（♂）がAKB48の話題で恥ずかしいくらいの大声で盛り上がっていました。平日昼間の静かな車内でどうしても耳に入ってきたのですが、西長堀駅に着いてから発車するまでの暫くの時間の内に二人組みの片方がXperiaArcらしき端末を持ったもう片方に「AKBの公式サイトに行ったら、俺らがよう知らんメンバーのことも載っとるから見てみよ」と促し、仲良くペタペタとXperiaを触り出しました。そうする内に地下鉄は動き出し、通信出来なくなったようで「あぁ、アカン」と言っていました。さすがのドコモ回線でも走行中の地下鉄はアウトなのです。

大阪市営地下鉄は５分もしない内に次の駅に着きますが、その間もAKBトークは続きます。そして心斎橋の駅に着く頃「よっしゃ、電波届くわ。ホラ、さっきの続き！」とテンション高く急かします。そこでXperiaの持主側の片方が「もうええわ。電池がもったいないし。」とXperiaをポケットにしまってしまいました。

・・・スマートフォンがスマートなのはイケメンに限ると結論付けるにはまだ早いかも知れませんが。こういったやり取りは実にスマートではないですな。何がアカンかって、バッテリー残を気にして使用を控えるなんて、せっかくのXperia Arcが泣くと思うのです。ガソリンが勿体無いからマセラティをガレージに置いて外出を控えるようなモノです。

それはまぁさておき、歩きながらiPhoneの画面を凝視して人にぶつかったり、満員電車の中でゲームに没頭したり、スマートじゃないスマートフォンの使い方って結構あちこちで見かけます。

こういう時は『人の振り見て我が振り直せ』です。自分のiPhone（Androidケータイも）の使いっぷりが傍目から見てアカン奴でないか、少し気を付けた方がよりスマートな活用ができるかも知れません。