わたしのモバイル暦“IBM ThinkPad s30”×2台


キーボードに惚れて買い、使い潰してもう1台おかわりをしました。この頃のノートPCといったら高かったものです・・・
今じゃこんな勢い任せの買い物はできません。当時は平気な顔で個人所有の東芝Dynabookを会社に持ち込んで(会社的にも当時はOK)使っていたのですが、いつの間にやら『PC持ち込んでいいけどIBMじゃないとダメ』という戒厳令が出てしまい、仕方なく購入しました。確か2002年くらいの購入で、既にWindowsXPがリリースされて流通も始まっていましたがマザーボードの制限上メモリが256MBで精一杯ということでWindows2000を入れて使ってました。このモデル以降、IBM(現レノボ)はB5ファイルサイズ未満のThinkPadを出していません。アメリカ人の手には小さいのでしょうか。自分もiPad2やバスケットボールをを片手で掴めるくらいの手の大きさはありますが、このキーボードがジャストフィットでした。歴代ノートPCでキーボードを使い潰したのはコイツが初めてです。Windows2000の軽快な動作もあって、テキスト入力に最高の1台でした。あまりの愛着で今もモノを残してありますが、バッテリがカラなのでACアダプタを挿さないと動かない情けない状態になっています。


ちなみにこの頃IBMは“WorkPad”というブランドでPalmOS搭載のモバイル端末を展開していましたが、IBM社員くらいしか使っているのを見たことがありません。今はどこに行ったんでしょう。個人的には今の世に独自のクラウドサービスを引っさげてIBMがスマートフォン業界に進出して行けば面白いと思うのですが、無いでしょうな。


ThinkPad s30のスペック

メーカー IBM
モデル名 ThinkPad iSeries s30
型式 26394AJ
発売開始 2001年
購入 2002年くらい
CPU Pentium3 600Mhz
メモリ 256MB
HDD 40GBに換装
液晶 10.4インチXGA
サイズ W257×D213×H22.5-32.3
重量 1.45kg