あの“大辞林”がiPadにも対応


大辞林
[¥2,500→1,500のセール時購入]
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大辞林”がユニバーサルアプリ化され、しかもセール中ということで購入。そしてiPhone版とiPad版をそれぞれ使って比較しました。まずオフラインで使える辞書アプリということで気になる容量ですが、123MBです。分厚い国語辞典のスケールを想像すると意外と小さいでしょうか。


結論から申しますと、iPad版がiPhone版より優れているのは“画面サイズ”のみです。iPhoneの小さな画面で手書き検索もちゃんとできます。機能上の違いは全くありませんでした。ただそれだけなのですが、非常に大きなポイントです。
辞書というものは即ち情報を調べる為に用いるものであって、まず大きな画面で操作・閲覧できるコトそのものに大きな価値があるように思います。上のスクリーンショットは左がiPad版の1/2縮小、右がiPhone3GSのリアルサイズです。情報量の違いというのは大したものではありません。何とも言葉で説明するのは難しいですが、見た目以上に操作する快適さが異なるのです。


逆にiPhone版のメリットというと“その小ささ”ではないでしょうか。筐体も画面も小さくとも同じ“大辞林”であり、25万語が収録されているのです。別途電子辞書を持ち歩くことを考えると荷物が減るだけでも大きい気がします。


『言葉なんてネットで調べる』ことも確かにiPhoneなら難なく可能ですが、オフラインでアプリ内のデータベースを参照する辞書アプリの快適性は一見の価値アリ、です。なんとなく敬遠されている方はこのセールを機会に試してみるといかがでしょうか。自分はアプリのユニバーサル化(iPadでも使える)が背中を押してくれましたが、“一片の悔い無し”です。電子辞書を単体で購入するとそれだけで数万円することを考えると、通常価格の¥2,500でも十分に破格かと。