SnowLeopardの販売が継続されている件


OS X LIONのリリースから1週間経ちました。スクロールやジェスチャー操作にもそろそろ慣れてきた感じでしょうか。ここで、アップルの公式ストアを覘いてみるとLionの1つ前の“10.6 SnowLeopard”が今でも販売されているコトに気付きました。
「なぜ古いOSが現役販売されているのか」なんてつい1週間前まで自分が使っていたMacOSを指して古いモノ扱いして見てしまったのですが、これはOS X Lionのインストール要件が、“10.6 SnowLeopardが入っているIntelCore2Duo以上のMac”だからなワケですね(もちろん初期からLionの新モデルは別)。
要するに、10.5 Leopardを使っている人なんかは一度SnowLeopardを経由してアップグレードしないとLionへは到達しないというコトです。意外と厄介かも知れません。
Lionのスクロール操作が身の周りでもよく話題になっていますが、アレはiPad/iPhoneの操作感をMacに持ち込んだ→iPadiPhoneで初めてアップル製デバイスに触れた層をMacの世界へいざなう儀式のような気がするのです。我が家も「iPad2とスクロールの向きを同じにする」ということでアップル推奨の『スクロールの方法 : ナチュラル』でiMacの設定を通すことにしました。
少し話が脱線しましたが、既存のMacユーザーにはあまり優しくないなぁと思ったワケです。自分はSnowLeopardだから良かったものの、10.5かそれ以前を使っているユーザーはわざわざアップルストアでメディア媒体に入った10.6を購入し、10.6にアップしてからやっとネット越しの10.7Lionアップグレードができるというものです。面倒くさい・・・