現在でもソフトバンク版iPhone4が売れ続けている件

次のiPhoneがいよいよかというこの段階で、現iPhone4も未だに販売ランキングの上位に居座り続けています。ドイツ車なんかだと新モデル発売の直前の旧モデルが一番熟成されているなんて言われたりしますが、それと同じような理由なのでしょうか。もっとも、iPhoneはクルマと違ってマイナーチェンジで仕様変更しているワケではありません。


6位までですいません。おなじみITmediaさんの販売ランキングです(9/12〜18なので9/22のKDDIiPhone騒動の直前までのデータ)。3位が16GB、6位が32GBのiPhone4です。自分のように新iPhoneの正式発表を待ち侘びているユーザーの視点からすると今のタイミングでiPhone4を買うことはありえないのですが、世の中には色んな事情の人達が居るワケです。
2011年9月現在でiPhone4を購入するユーザー層を想像してみました。

・iPhone4のデザインが好き
・次期型のウワサなど気にしない
・そもそもケータイに興味がない
・そもそも買物に糸目をつけない
・安いからiPhone
・周りがiPhoneだから
・古いケータイが壊れた
・家族がソフトバンクなので
・身内がソフトバンク社員


どんなモンでしょうか。“欲しい時が買い時”といいますが、PCなんかと違いまだまだスマートフォンではモデルチェンジによるユーザー体験の差が大きい気がします。冷静に考えると今iPhone4は売れるべきでないというか、欲しい人はどんどん買えばいいというか、自分が新iPhoneを買うときに殺到されても困るというか・・・微妙です。

しかしまぁ何ですな、理由はどうであってもこれだけモデル末期でも売れ続けるというのは、長く付き合えるスタンダードな価値があるということであり、そういう点でもドイツ車的です。それでも欲しい人は常に最新のモノにこだわるそいうのもまた然り。KDDIが欲しがるというのも必然でしょう。

情報の真偽は今のところなんとも言えませんが、『auからもiPhone』のニュースがランキングにどんな影響を与えていくのか、これからが注目です。