KDDIの“EV-DO Advanced”とは何なのか


2012年4月から始まるというauの“EV-DO Advanced”ってご存知でしょうか。『3G網の混雑具合によって隣の基地局含めて分散・最適化を行う技術』だそうです。それならauだけでなく他のキャリアでもぜひ真似でもいいので導入してもらいたいものですな。まぁ決して通信規格が変わる程の大きなものではありませんので、通信速度の理論値が上がるワケではなさそうです。
『大阪から京都へ行くのに、JRが混んでいれば鶴橋経由で近鉄を使う。場合によっては阪急も。』みたいな感じでしょう、きっと。実際に大阪から京都でも目的地が河原町なら阪急を使います。



こういう技術はソフトバンクにこそ導入してもらいたいものです。iPhoneの密集によって起きた渋滞の交通整理を上手くしてやれば、制限速度まで行かなくともそこそこ快適に走れるんじゃないでしょうか。
若しくは、キャリアを超えて常に一番快適に通信できるインフラに接続できればもっとステキですな。色々障壁ありまくりですが。


あと半年もしない内にこのEV-DO Advancedが開始されます。ソフトウェアの対応で行えるということは、段階的な切り替えでなくある程度ズバッとやってしまうんでしょう。そこからソフトバンクの900Mhz電波が(割り当てられたとして)早くても2012年夏から始まっていくというコトなので、電波に関してはまだまだau優位は変わらなさそうですな。