公式“Gmail”アプリが復活するがやはり通知がイマイチで惜しい件

Gmail
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11月3日頃だったかに一度リリースされ、その直後に配信停止をしていたGoogleによるGmailアプリこと“Gmail”の配信が再開されていました。そういうワケで早速インストールして使ってみたのですが、結論『微妙ながらも期待大』です！以下にご紹介します。

まずインストールした瞬間に微妙ポイントその１、『アイコンがイマイチ』です。悪い意味でシンプルな気がします。そして起動すると散々見慣れたログイン画面が出てきます。ここで微妙ポイントその２、『複数アカウントに対応できない』です。文句ばかりですいません。

ログインが終わると、特に操作に迷うことの無い画面が見られます。左上の“メニュー”をタップしてラベルを切り替えたりします。この辺はiOS標準のメールアプリより好みな感じです。

鉛筆で書くっぽいアイコンをタップしてメールを作成します。アイコンを見れば何ができるか理解できる感じで良いです。クリップのアイコンでカメラロールからの写真の添付もバシバシできます。iOS標準のメールだと『新規メール作成 → 添付』という操作ができないので大きな差別ポイントです。逆に受信した添付画像の操作がかなり厄介です（なんとSafari経由！）。

そして微妙ポイントその３、残念ながら通知はバッジとサウンドしか対応していません。『設定 → 通知 → Gmail』で通知の設定画面を見ても、確かにバナーやらポップアップの選択する欄が表示されません。ロック画面の表示は選択できますが、機能していないようです。
要するにiOS5以前に標準メールアプリで通知をしていた時と同じような状態です。

最後にご紹介したいのが虫眼鏡のアイコンの検索です。この検索機能が興味深いです。OS3.0の頃やたら遅くなった経験があってからspotlightでのメール検索はずっとオフにしているのですが、Gmail内の検索であればここから行うことができるワケですな。しかもタイトルだけでなく全文検索です。

今のところGmail含め『バナー通知＋ロック画面表示』でメールの通知は統一しているので、残念ながらメインのメーラーとしてスタメン入りすることはできません。中途半端な通知はオフにして標準メールアプリと併用する感じでしょうか。iPhoneで使用している他のi.softbank.jpとYahoo.comのメールと使い分けるのもややこしい感じです。通知をバシバシ行うアプリが１つ増えるコトでバッテリにも影響があるかも知れません。しかしながら“良く出来たメーラー”なので、通知の難点さえ解決すれば一度メインを張らせたいと思います。iPadでも使えるユニバーサルアプリなので期待したいところです。