食わず嫌いしていた“LaunchCenter”がアプリの半自動起動みたいで激便利


Launch Center
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方々でセンセーションを巻き起こしていたランチャーアプリこと“Launcher Center”をようやく導入しました。
以前はナンボのモンやねんと食わず嫌いしていたジャンルですが、導入に至った決定的な理由は『アイコンが赤くてカッコイイから』です。iTunesランキングの上位にずっと居るので、見ているウチにアイコンが好きになりました。


というのも、自分のホーム画面には赤いアイコンのアプリが少なく、一番頻繁に目にするホーム第一画面にはひとつもありません。
色のバランスが悪いなぁと思っていたのですが、そこにこのOSX LionのLaunchPadのアイコンをそのまま赤くしたようなアイコンです。


で、ホーム画面のどれを入れ替えようかという話ですが、悩んだ挙句にDockに置いてある“設定”アプリにするコトにしました。
後述しますが、設定でよく使う『設定→画面の明るさ』や『設定→Wi-Fi』なんかがLauncher Centerで代用できるからです。


それでは、このアプリの使い方です。
用途としては『その名の通りランチャー機能』と『通知センターと連携して半自動起動』、この2つがあります。


1.ランチャー機能

アプリ起動のショートカットや、1タップで電話を掛けたりメール作成画面に入る連絡先のショートカット、URLを指定してのwebのショートカットなど、色んなショートカットを作って置いておくものです。
Androidではアドレス帳から特定の連絡先のショートカットをホーム画面に置いたりできて当たり前なのですが、まぁそんな用途に近いものです。
アプリに関しては、ホーム画面に置いておく程ではないが・・・というモノに使えて便利です。
便利なのが、BluetoothのON/OFFなど、設定アプリから階層を辿らないといけない項目に一発でアクセスできるコトです。
アプリ、設定共に“URLスキーム”というものを使います。


2.通知センター連携して半自動起動

コイツがこのアプリの真骨頂です。
指定した時間に上記ランチャー機能で設定した項目の通知を走らせるというモノです。
あくまで通知なのでアプリを起動させるのは手動です。それで複数の通知が溜まった場合、片方を起動させると全てのLaunch Center通知が消えてしまうのが難点です。
また、繰り返し設定ができますが、毎日リピートにすると曜日設定なんかはなく、容赦なく毎日同じ時間に通知が入ります。まぁいいんですが。


通知の起きる際の挙動はいつもの『設定 → 通知センター』から設定できます。
自分は“バナー表示でロック画面表示もON”にしています。


で、以下が自分の設定です。
・ToDoチェック
使用するアプリ:Cal2Todo【iTunesリンク】
URLスキーム:cal2todo:
スケジュール:毎日朝8時

毎朝8時にToDoアプリの“Cal2Todo”を起動します。朝の通勤時間中に、「その日の仕事は○○でっせ」と教えてくれます。結構役に立っています。


・朝のRSSチェック
使用するアプリ:Reeder【iTunesリンク】
URLスキーム:reeder:// (選択できるのでスキーム不要)
スケジュール:毎朝7時5分

毎朝のRSSチェックです。Reederは「起動時に自動Sync」にしているので、通知から一発で最新記事の同期が始まるワケです。朝の支度をしている時に出るようにしています。名前を“朝の”としていますが、もちろん朝でなくとも普通にランチャーとして使用できます。


・Launch Instapaper
使用するアプリ:Instapaper【iTunesリンク】
URLスキーム:不要
スケジュール:毎日夜23時30分

一日一度はInstapaperの同期をさせるためのものです。自分はじっくり読みたい記事はInstapaperに放り込んでおり、溜まると同期に時間もかかるので。


・飛行機モード
使用するアプリ:設定[標準アプリ]
URLスキーム:pref:root=AIRPLANE_MODE
スケジュール:なし

節電とか録音とか色々な理由で“機内モード”にする時にサッと使えます。『設定 → 機内モードオン』とタップ数は変わりませんが、まぁ良いのです。
ちなみにオンにする時はランチャー一発でオンになりますが、オフにする時はもう1タップ必要です。


Wi-Fi設定
使用するアプリ:設定[標準アプリ]
URLスキーム:pref:root=WIFI
スケジュール:なし

テザリンガーにとっては常時Wi-Fiオンなのですが、意図的にWi-Fiスポットと切り替える時に使います。


・電車の遅延チェック(Website)
アクセスするURL:http://transit.loco.yahoo.co.jp/diainfo/detail?type=1&line=8004&cp=1&area=7
スケジュール:毎朝7時20分

URLは一例です。Yahooの路線情報で、自分が使うJR京都線の“運行情報”のURLを貼っています。同サービスでメールで遅延情報も受け取っていますが。それにしても最近よくJRが遅れます。


・やり残しタスクの確認
使用するアプリ:Cal2Todo【iTunesリンク】
URLスキーム:cal2todo:
スケジュール:毎日夕方5時
“ToDoチェック”と同じものを、夕方5時にも表示させる為に別設定してあります。バージョンアップで色々できるようになったみたいですが試していません。


・PV確認(Website)
アクセスするURL:自分のGoogleAnalyticsのURL
スケジュール:毎日午前0時10分

このブログのページビューを確認します。日付が変わって少しすると日計が更新されるので。


・明るさ設定
使用するアプリ:設定[標準アプリ]
URLスキーム:pref:root=Brightness
スケジュール:なし

結構使うので登録しています。“Brightness”は先頭を大文字にしないとダメみたいです。


Bluetooth設定
使用するアプリ:設定[標準アプリ]
URLスキーム:prefs:root=General&path=Bluetooth
スケジュール:なし

自分はヘッドセットなんかは使いませんので、主にBluetoothキーボードの為に使います。


そういうワケでアイコンに惹かれて購入したアプリですが、アイデア次第で色々できそうな雰囲気です。
通知センターの挙動に依存するところが大きいのでiOSのアップデートで機能しなくなる可能性もありますが、URLスキームというものはAppleが知らないところで展開されているワケでないので大丈夫な気がします。今のところURLスキームを持たないアプリも結構多いので、増えると嬉しいのですが。


【関連リンク】
こちらにiOS設定周りのURLスキームが大量に載っています。ご参考ください。
設定画面をサッと表示するURLスキーマまとめ



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