Dropboxの店頭販売について思ったこと


クラウドストレージの雄ことDropboxが店頭販売されるという・・・奇妙なニュースです。
奇妙と思うのは勝手な自分の見方なのかもですが、今やアプリの入手方法はネットから行うのが主流であり、なんとも意外な感じがしました。


また、Dropboxというと即ちクラウドでありネットに繋いで利用するのが大前提なので、わざわざ物流コストを掛けて店頭販売するメリットはどこにあるのか、と思ったりもします。
そんなコストを掛ける余裕があったらサービス向上しろ、というコトで。


予備知識ゼロの方にUSB接続のハードディスクとDropboxの違いを理解してもらおうとすると5分くらい掛かる気がします。
店頭で「便利そうだ!」と購入して実はネット接続環境がない、若しくはスマートフォンしか持っていないとか、そんな事故は起きないのかと心配してしまいます。
もちろん店頭で販売されるパッケージがGB単価で通常の有料Dropboxよりもお得と知って購入するなら話は別ですが。


総じて言うと、この店頭販売の目的は新規顧客へのアプローチではなく、既存の無料ユーザーに対する提案ではないでしょうか。
つまるところはこれも商流の一つであり、確かに今までとは違うユーザー層にアプローチする機会を増やす要素になりますが、自分は狙いは異なるものだと勝手に納得しました。


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