“人口カバー率”の算出方法


我らがau by KDDIのおかげで、“人口カバー率”という言葉を良くないニュースで頻繁に見かけるようになりました。
この数値ってどういう算出をしているのか、調べてみました。


以下Wikipediaの引用です。

「カバーされている(サービスが利用可能である)市町村の人口の合計 ÷ 国内総人口」
(この場合において、当該市区役所・町村役場付近で利用可能であれば、当該市区町村においてカバーされている(サービスが利用可能である)とみなすこととなっている。)
よって「人口カバー率100%」であることが標榜されても、全定住人口の定住地においてサービスが利用可能であるとか、対象国内の全土においてサービスが利用可能であるという意味ではない。


現状は昼間人口ではなく夜間人口が基準になっている。都心部の昼間人口は夜間人口の3倍以上になるとされるが輻輳による圏外は考慮はされていない。
この指標は自動車電話や携帯電話黎明期にプライベート利用が少なくビジネス用途でのみ利用されていた為、住宅地よりも市役所周辺を対象とした名残である。
ただし近年は基準が厳しくされ、新規参入(イー・モバイル、WCP、UQコミュニケーションズ)や新規割り当て(LTEサービス、ソフトバンク900MHz)は従来の市町村役場だけでなく、支所および出張所も対象とされた。1箇所でもサービスが利用できない場合対象地域全土サービスが利用不可とされる。


役所がキーになっているとは意外でした。
ド田舎であれば役場周辺が居住者が多い地域というのも何となく想像できますが、都市部においてはそうでもないんじゃないでしょうか。むしろ逆のケースも想像できてしまいます。


要するに・・・自分の居住エリアが対象なのか、数値だけでは判断できないというコトですな。
難しいものです。


【関連リンク】
人口カバー率 - Wikipedia