ドコモの“ツートップ”残念な経過


とうとうユーザーのみならず端末メーカーまでもドコモは突き放しに掛かってしまってるようです。
ITmediaさんの記事によると“ツートップ”のXperia A(SO-04E)が83万台、Galaxy S4(SC-04E)が40万台と好調なものの(6月末迄)、他がサッパリで悲惨な販売状況だそうです。
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ドコモ2013夏モデルの“ツートップ” - 酒と煙草と女とiPhone
当ブログでも何となく気にしてました。頑張って端末を作っているメーカーさんが浮かばれませんな。


しかしまぁiPhoneに対抗できる目玉を作るというドコモの戦略です。
そういう意味ではアップルから販売ノルマを課されて他の機種よりもマーケティング上の色々施策をしないといけないauソフトバンクとそんなに状況は変わりないのかも知れません。
ただ大事なのは、それでドコモ全体のシェアが上昇していない、というよりも下降しているという点です。
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ドコモ的にはツートップでドコモの看板が出来、他社の流出を防いだ上で販売の底上げを図ろうと、きっとみんながハッピーになる計画だったんじゃないでしょうか。
ただ現実はそんなに甘くないということで、ツートップをローテーションにするのかどうするのか、どこかで手を打たないとメーカー側がドコモ向け端末の開発と供給に力を入れなくなって結局ユーザーに迷惑が掛かるような、悪いシナジー効果が発揮されそうな予感です。