Android内蔵ペンタブレット


Androidタブレットとしても使えるペンタブレット”とでも言うのでしょうか、ワコムの“Cintiq Companion Hybrid”です。
新ジャンルというか既存製品の掛け合わせによる新製品ですな。


使い方としては興味深いものがあります。
デスクトップPC接続時はペンタブレットになり、接続解除してAndroidタブレットになるというものです。
本体重量も1.8kg、画面も13.3型というサイズでモバイルというよりもリビングで使う感じでしょう。


『元々デスクトップPCでペンタブレットをUIとして利用していて、Androidタブレット試してみたいゼ!』的なニーズがあればめちゃハマりそうですが、少ないでしょうな。
むしろ逆の位置から見て、『スマホタブレットでタッチパネルに慣れてきたし、PCのペイント系ソフトでペンタブレットで使ってみたいゼ!』的なニーズの方が・・・いや、これも少なそうですな。
ちなみにストレージ32GBでお値段¥168,000ということです。


イデアは面白いのですが、なんとなく商業的には失敗するような気がしてきました。よほどワコムペンタブレットを必要とするクリエイターしか買わないんじゃないでしょうか。
そもそもペンタブレットなんてそんなにバンバン売れるものではありませんし。ペンタブレットを主眼に置くと、Androidはちょっとした付加価値です。


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