iPad Airのカメラが500万画素な理由


iPad Airは小さく、薄く、軽く、ステキにアップデートされ、7インチタブレット隆盛の中で改めて10インチサイズの意義を市場に問うワケですが、実際にAirを手にとって持つと「これなら常時モバイル可能かも・・・」と思わされます。
しかし誤ってはいけないのは「iPadをデジカメとして活用してやろう」という試みです。


今回のAirこと5th iPadですが、4th iPadの500万画素からカメラ画素数は据え置きです。
しかしiPadがデジカメ用途に向いていないのはそんな画質うんぬんのコトではなくその『デカさ』です。


10インチのiPadを手に構えて被写体に向ける姿を想像してください。
人間、カメラを向けられると大なり小なり緊張するのです。
街中でiPadを女の子に向けて構えているとそれだけでド変態に見えるんじゃないでしょうか。
一方iPadで撮影するメリットは「その場の皆で、L版の写真よりも遥かに大きなディスプレイを通して肉眼で共有できること」です。
デジカメに9.7インチの液晶ファインダーがついたようなもので、これは非常に有意義で喜ばれます。


そう考えるとiPadは内側カメラの方が高性能な方が利用価値は高まるんじゃないでしょうか。
・・・というのは自分の勝手な妄想ですが。


しかしまぁ今ならAir DropもあるのでiPhoneでバシバシ撮った写真をiPadにポイポイその場で転送できてしまうワケで、そんな感じで結論ですがiPadのカメラは500万画素に留まったような気がします。