2013年、日本国内ケータイ出荷台数1位はApple、2位はシャープ


調査会社のMM総研から2013年1〜12月の国内ケータイ出荷台数調査結果が発表されています。
一位がApple、二位はシャープということで・・・


三位がソニー、四位が富士通、五位が京セラ、そして六位にサムスンが続きます。
昨年はドコモの“ツートップ”がありながらも、それに漏れたシャープが健闘したのかという印象です。
逆にツートップに入っていたサムスンが惨敗な感じでしょうか。
GalaxyNoteとか印象に残った端末はあるのですが、それだけ周りが伸びているというコトなのでしょう。


一方で同社のレポートに「キャリアによる過剰なApple優遇」という気になる記載があった旨に触れておきたいと思います。


ソフトバンクを筆頭に優遇してきたのは紛れもないコトでしょうし、そもそもそうやって優遇されて現在の日本のスマートフォン市場が形成されてきたのだから仕方がないところでしょう。
それが問題なのかどうかは自分にはよくわかりませんが、それが市場の成長を妨げているというのなら、是正すべきはもっと以前のタイミングだったのではないでしょうか。
ドコモもiPhoneを扱うようになった今ではよりいっそうで「iPhoneガラパゴス」という見方もあるそうです。


実際問題、日本市場がそれほどまでにAppleに傾いてしまっているのかというとそうでもない気もしますが、これもAppleのブランド力の成せる業ですな。
今後はもっとこういった声が大きくなっていくような気がします。


【関連リンク】
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