老舗の超シンプルなメモリ解放アプリ“MemoryInfo”


MemoryInfo
[¥85]ユニバーサル対応
→iTunesリンク←


いよいよマイiPhone3GSの使用もクライマックスを迎えてきた感じです。3GSのメモリは256MBで、その前のiPhone3Gは128MB、そして現在のiPhone4は512MBなワケで、3GSだと現行の半分のメモリしかありません。iOSのメモリ管理とマルチタスキングは他と比べて優秀らしいのですが、それでも手動でメモリを解放したい時ってあるものです。効果は微妙かもですが、目に見えて『○○MB空いた』とかわかると気分スッキリです。今日ご紹介するのは『起動するだけ』で自動的にバックグラウンドのアプリをKILLして空きメモリを増やしてくれる3GSに優しいアプリです。ジツはiPadにも対応しているユニバーサルアプリなのですが、iPad2が遅いと思うことはあまりありませんのでiPad2では使っていません。


画面はiPhone版の起動画面です。現在のメモリ使用状況が表示されます。物理メモリが256MBだと空きはたったの2MBちょっとだけなのです。iPhone4だともう少し余裕があるワケですな。
で、何せ『自動』なので操作は何も要りません。起動してこの画面を眺めているとプロセスが勝手に削除されてメモリがガバっと空いていく様子が見てわかります。


140MBほど空きました。再生中の音楽は容赦無く止められます。Skypeのバックグラウンド待受けなんかもバッチリKILLされています。マルチタスク対応の直前の起動アプリすらもイチから起動し直しになります。Androidのメモリ管理アプリだと特定のアプリは掃除対象にしない設定なんかができるのですが、この辺はiOSは融通が利きません。OSとして必要な最低限のプロセスしか残さないようなイキオイです。そして勢い余ってMemoryInfo自体もKILLしてしまうのか、時々メモリ解放の後に勝手にアプリが落ちます。爆弾岩みたいなヤツです。

3G以降のiPhoneは世代毎にメモリが倍になっているので次はいよいよ1GBでしょうか。そうなると自分の仕事用WindowsXP端末(768MB!)を超えますし、強化されたiOS5によってメモリなんて気にする必要もなくなるかも知れませんな。iPadに負けるならまだしも、現役のPCがスマートフォンにスペックで劣るというのは不思議な気分です。

最後に、“MemoryInfo”はこの分野では老舗で、自分はiPhone3Gの頃から使っていました。確か昔は『解放!』みたいなボタンがあったと思ったのですがいつの間にやら消えて超シンプルなアプリになったり、iPadに対応していたりと地道に進化しています。コイツは起動するだけのシンプルさが売りだと思っているのですが、現在では同じジャンルのより高機能なアプリか流通していますので、併せて一つだけご紹介しておきます。


SYS Activity Manager(iTunesリンク)
[¥85]これもユニバーサル対応 こっちは色々できそうなアプリです。



MemoryInfo
[¥85]ユニバーサル対応
→iTunesリンク←