iPhone3GSはアップデートすべきなのか、iOS4と5の動作速度の比較


さて、iOS5へのアップデートが済みました。まずは動作速度のチェックです。このブログで何度か触れているように自分のiPhone3GSは32GBモデルでありiPhone4Sへ鞍替えした後もiPod的な活用が見込まれますので、ここはひとつOSアップによる動作速度の確認をしておきます。場合によってはiOS4.3.5へ戻す必要もあります。


すいませんがiPhone3GSは1台しか持っていないので、OS違いを同時にテストすることができません。アップデート前(10月12日)の同じ時間帯にiOS4.3.5で同じテストをしておいた結果と比較します。


■インターネット接続速度
まず、いつものスピードテストをいつもの通り3回計って平均値をとります。通信環境はHTC Ariaを使ったイーモバイルテザリングです。念のため測定直前にiPhoneを再起動しておきます。
[結果(左がiOS4、右がiOS5)]

iiOS4:2862kbps
iiOS5:3530kbps
誤差とは言えない差がでました。それにしても再起動直後のiPhone3GSはこんなに速いんですな。こう見ると世間のauやらソフトバンクiPhone4Sの通信速度がどうでもよくなってきます


■アプリのダウンロード・インストール

次に、アプリ“大辞林”(→iTunesリンク←)クラウドからダウンロードします。なぜ大辞林かというと容量が123MBで丁度いいくらいだからです。自宅Wi-Fiの環境で“インストール”を選んでからホーム画面に収まるまでの時間を計測します。同じく測定直前にiPhoneを再起動しておきます。
ちなみに、大辞林開発者様の故ジョブズ氏への想いを語る記事はこちら。非常に参考になります。

[結果]
iOS4: 2分9秒
iOS5: 2分5秒
これは誤差の範囲です。インストールという行為はネットワーク接続、CPUの使用、ストレージへの書き込みが行われるので総合的なテストに丁度いいのかと思ったのですが・・・


■2日間使った印象
iOS5にアップデートしてからの方が若干モタモタした感じがします。ホーム画面を行ったり来たり、アプリを起動したり、微妙ですがiOS4の時の方が快適でした。


■結論
とりあえずiOS5でいきます。実用的にアリだと思います。