Apple製“Keynote”でiCloudのファイル共有を試す


Keynote
[¥850]ユニバーサル対応
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ジョブズ氏の基調講演で御馴染みの“Keynote”って使ってますか?自分は残念ながら仕事では社内外問わずWindowsPowerPointに占拠されてしまっているので使いません。というより使えません。ただまぁiCloudに対応したオフィスウィート製品はiWorkしかないワケで、そういうワケでKeynoteを使ってみました。iPhone/iPad両対応のユニバーサルアプリなので、購入すればiPhoneiPad間でのiCloudによるファイル共有を試せるハズです。



KeynoteiCloudを使用する為の設定項目が2つあります。『設定→Keynote』でiCloudを使用、及び『設定→iCloud』から“書類とデータ”をオンにします。iPhoneiPadも同じ設定が必要になります。



で、iPad2側で適当に作ってみた書類がこちらです。初回起動すると出てくるチュートリアルを見ればある程度わかるのはアップル製品の面白いところですな。といいつつ30秒ほどでできる簡単なスライド資料をたったの1ページだけ作成しました。Keynoteには“ファイルを名前を付けて保存”みたいなWindows的なインターフェースはありません。左上の『プレゼンテーション』というボタンをタップすると作成した書類の一覧に戻るのできっと保存し終わっているのでしょう。



すると、iPhone4S側のKeynoteを起動すると、“1件のプレゼンテーションをアップデート中”と表示されてさっきiPad2で作成した書類がダウンロードされていきます。簡単な書類なのであっという間に終わりました。



開いてみたところです。当たり前ですがiPadと同じプレゼンテーションが開かれました。iPhone4Sで書類内の画像を回転させたりすると、ちゃんとiPad2側にも反映されたファイルがアップデートされました・・・これがiCloudの威力です!


ちなみに、Mac版のKeynoteはまだiCloud未対応です。WebブラウザiCloudコンソールからファイルを取り出し、Macで開くという手間が必要になります。
先述の通り仕事でiWorkを使うことは一切無いのが残念です。WindowsPCのエクセルやらパワーポイントやらがiCloud対応してくれて、尚且つiOSiWorkがMS-Offiseと完全互換になってくれたりしたら便利極まりないのですが。



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