RSSリーダー“Sylfeed”でReederの牙城を崩す
・Sylfeed
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お年玉アプリその1、まずはRSSリーダーです。
このSylfeedは今まで“Reeder”独走状態にあったiPhoneのRSSリーダー(Googleリーダークライアント)アプリのスタメンの座を争わせる為に購入しました。
決してReederに不満があるかというとそういうワケでもなく相変わらず快適なのですが、いい加減使い続けて長いので他の選択肢はないものかと思い、挑ませてみたいのです。
RSSリーダーは自分の“情報収集の要”です。ここの使い勝手一つで受動的なWebの活用の殆どが影響をうけるハズです。
そういうワケで今日は主にReederと比べての使い勝手なんかを書いていきます。あとやっぱりReederがスゴイというところも。ダウンロードして2日目なので浅いかも知れませんが。
□Reederではできないコト
・未読管理と独自の「あとで読む」
本文表示前に記事を仕分けるという概念が新しいです。これはReederだけでなくてBylineもそうですし、Web版のGoogleリーダーにもそういった概念はありません。
敢えて比べるならばReederでは気になる記事にスターをポンポン付けて、後で読んだりBylineでダウンロードさせたりしているのですが、それが1つのアプリに集約できるかもです。
・未読ボタン
Sylfeedを使いこなす上で、この画面下部中央にある“未読ボタン”というモノが重要な役割を果たします。Androidの光学センサー的にスライド量で速度を調整しながら記事をスクロールさせたり、タップして次の記事に移る、ダブルタップで前の記事に戻るなど、多彩な役割を担っています。ちょっと慣れが要りそうな感じです。
・ピンの操作
複数の記事にピンを付けてまとめてRead it Laterに送る、みたいな。
・オフラインに強い
フィードやフォルダ、あとWi-Fi時とか細かく指定してページ全文をダウンロードしてくれます(しない運用も可)
同期終了で通知センターというのがカッコ良いです
・見た目のカスタマイズ性
背景色、フォントを設定できます。自分はネイビー基調にしました。
・写真のカメラロール保存
地味ですが大事な機能です。
・Googleの複数アカウント対応
自分はGoogleはシングルアカウントなので関係はしませんが。
・記事のリスト表示で画像サムネイル
結構見栄えが違います。記事のイメージを掴むのに役立ちます。
□Reederでもできるコト
・必要十分
どちらもRSSリーダーとしての必要十分以上の機能は持っているかと。
・豊富な外部連携
TwitterとかInstapaperとか、基本どころはどちらも押さえてあります。異なるのはSylfeedのはてなブックマーク対応、ReederはEverNote対応でしょうか。共に自分には関係しません。
□Reederが勝る魅力
・軽快な動作
比べるとSylfeedが画像のキャッシュやら何やら多機能な分、Reederがバカみたいに速く感じます
・シンプルなデザインと操作
Reederの方がよりスッキリした画面構成です。
・アイコンがカッコ良い
もはや好みですが、ホーム画面に並べるアプリはアイコンデザインも超重要なのです。
・慣れ親しんだUI
“慣れ”の部分が大きいですが、操作体系もReederの方がシンプルです。iPhoneのタッチパネルと同じで『使っていて気持ち良い』という、これも毎日使うアプリの重要な要素です。
□惜しいところ
・アイコン
アイコンが残念な感じです。テーマの設定に合わせてアイコンのカラーが変わったりすると超ステキです。
色々書きましたが、そういうワケでこれからしばらくSylfeedとReederを併用して一軍入りを決めます。横同士でDockにアイコンも並べてしまいます。競い合って盛者必衰なのです。
最後に、開発者様のブログリンクを以下に記します。非常に面白いです。ついでにSylfeedの使い方の説明が非常にわかり易いです。自分はお年玉iTunesカードの使い道を探してAppStoreを物色しているウチにこのアプリに辿り着いたのですが、名うてのブロガー達の間でかなり盛り上がっています。