モバイル通信なんて3Gで十分・・・そんなふうに考えていた時期が俺にもありました


大阪市内の中心部は問題なくXiのエリアになるワケで、やっとLTEによるテザリング環境でiPhone4Sを試すことができました。
先に結論申しますと『かなり快適』です。以下にご紹介します。


http://www.nttdocomo.co.jp/support/area/xi/index.html?cid=CRP_SUP_xisite_to_area_xi
おさらいとしてXi速度の理論値ですが、下り37.5Mbps/上り12.5Mbpsです。一部のXiスポットで75Mbpsということですが、この辺はドコモ公式サイトが詳しいです。


F-05Dのディスプレイに“LTE”の表示がされているのを確認し、早速Wi-FiテザリングをオンにしてiPhone4Sを繋げます。



で、結果です。理論値の37.5Mbpsには遠く及ばずですがだいたい2Mbpsちょっとです。これだけ見るとFOMAで充分な感じもしますが、調子のいい時は5Mbpsを超える時もありました。日曜日夜8時の大阪市内なので、まだ回線は空いている方だと思うのですが。



試しにイーモバイルテザリングに戻すと1Mbpsちょっとといった感じでした。数字が示す通り、『Xiはイーモバイル3Gの倍くらい』という感じです。


自宅Wi-Fi接続時よりはさすがに劣りますが、5Mbpsも出ているような時は体感的にはかなり別物のiPhoneになってきます。
イーモバイルが調子良い時で4Mbpsくらい出るのですが、5Mbpsの壁は今までも超えたコトはありませんでした。


恐ろしいのは、月間7GBの通信料を超えた場合の帯域制限です(2012年9月30日〜で速度制限開始予定)。日で割るとイーモバイルの日間366MBよりも少なくなります。これだけ快適な回線が月間7GBというのは・・・フツーに考えれば十分許容量ですが、例えば自宅ブロードバンドの代わりにするような使い方だとたぶんしんどいです。現在は“直近3日間で1GB”という微妙な警告もされているのですが何とも不透明で成り行きを見守りたいと思います。


というワケで使ってみて実感しましたが、LTEは一度使うと3Gネットワークに戻れないほどの魔力を持っています。そしてやはりなんだかんだ言われながらドコモのインフラは偉大です。もし次のiPhoneがLTE非対応だったりするとちょっと考え物というか。
そうなるとXiルーターぐらい欲しくなりそうです。イヤ、もうXiスマートフォンiPod TouchでOKみたいな。