OSX LionとDropboxの微妙な相性


このブログを書くための主なインプットデバイスiPhoneであり、入力したテキストは自動的にDropboxに同期されるよう、Textforceというアプリを使っています。で、Dropbox経由でテキストをMacで再編集し、ブラウザを通してはてなダイアリーに記事を投稿するのが自分的に定番のブログエントリ方法なのです。
いつだったか、iPhoneで入力したハズのテキストがMacに反映されない」という現象が起きたのですが、これには微妙なOSX LionとDropboxの関係がありました。



犯人は“再ログイン時にウインドウを再度開く”というLionの機能です。
こないだのOSX 10.7.4アップデートによってデフォルト解除されたものの、Lionから付いた機能で、シャットダウン→電源オンや、再起動の際に直前のデスクトップ状況を再現してくれる機能があるのです。


この機能はFinderで開いているウィンドウはもちろん、起動しているアプリやファイルまで終了時の状態を再現してくれるワケで・・・



即ちMac側でDropbox内のテキストファイルを編集し、そのままシャットダウンしていると、次回起動時にはそのファイルを開いた状態でデスクトップが起動します。そもそもMac標準のテキストエディタにはWindowsのメモ帳のように“保存→終了”というアクションがなくとも自動的に閉じるだけで保存されるのです。
その間にiPhoneで同テキストファイルを編集しても、再起動したMacが容赦なく前回終了時の次元にテキストファイルを巻き戻してくれるという仕組みです。



一方でiPhoneのTextforceも開いたままにしておけば内容が保持されたままなので、保存し直せば再度Dropbox経由でテキストファイルを上書きしてくれます。
たまたまこんなコトを発見しました。恐らく同じような閉じるだけで保存されるMacアプリだと“テキストファイルをiPhoneで”以外でも同じコトが起きるんじゃないでしょうか。



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