“ComicGlass”iPhone/iPadでマンガを読もう


・ComicGlass
[¥250]ユニバーサル対応
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恥ずかしながら自分はマンガにはかなり疎く、スラムダンクを読んだのが10年前くらい・・・そう、大人になってから読んだのです。
子供の頃にあまり漫画を読む習慣が無かったというか、ドラゴンボールなんかもマンガは読んでいなかったので、毎週アニメをドキドキしながら見ていたものです。ピッコロさんが悟飯を庇うシーンなんて感動モノでした。
それはさておき、今日ご紹介するアプリはいわゆるコミックビューワーです。


PDFファイルにも対応していますが、それだとiBooksでも同じようにページを指でパラパラできるので面白くありません。
そういうワケでJPGファイルのZIP圧縮で試してみました。



まず、手持ちのマンガの画像をZIP圧縮します。Macならフォルダを選択してコンテキストメニューから“○○を圧縮”と選ぶだけです。巻ごとのサブフォルダを持つ親フォルダを一括で圧縮しても問題なく扱えるようです。それにしても最近のMacなら2GBくらいのフォルダでもスイスイ圧縮してくれるんですな。


次に、できたZIPファイルをiTunesのアプリ欄へドラッグアンドドロップで放り込んでいきます。これでマンガを読む準備は万端です。



それでは、ここでやっとiPhoneアプリの出番です。起動すると先ほど放り込んだZIPファイル達が格納されています。現実世界の本棚にこんなにマンガが並ぶと大人としてちょっとアレですな。先頭のページが表紙として認識されているようです。
自分のように複数巻の入ったフォルダを一括圧縮で1つのZIPファイルにするとこんな風にタイトル毎に表紙が本棚に並びますが、巻ごとに圧縮すれば単行本と同じように全巻の表紙を本棚に並べることもできます。



だいたい見ればわかるインターフェースです。スワイプするか、画面の端をタップでページ送り/戻りができます。動作は快適そのものでサクサク動きます。


読みかけの状態に“しおり”がつくので再開するのも簡単です。表紙についているピョコッとしたやつです。



タイトルごとにページを送る向き(左→右みたいな)を設定できます。表紙になるページも指定できます。
あと、このアプリで読めない形式はGoodReaderに渡す、なんてコトもできます。



難点なのは、あまり多くのマンガを詰め込むと当然iPhoneのストレージを占有してしまうコトです。今回の転送した分で8.2GBにもなりました。元画像を工夫すればもう少し削減できるかも知れません。
あとiPhoneのディスプレイは3.5インチなので、文字の細かなページなんかだと視認性が厳しいです。iPhone4以前のHVGAだと恐らくもっと厳しいです。この辺は最近の4.3インチのAndroidスマートフォンなんかだともう少しストレスなく読めるんでしょうな。


最後に、このアプリはiPhoneiPad両対応のユニバーサル対応なのです。iPad2で同じように試してみると断然楽でした。